エニアグラムタイプ8「統率者」はどんな人?怖い?14個のトピックで解説
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タイプ8番のこだわり
「力」「パワー」「勇気」「決断」「独断」「英雄」「戦い」「支配」「権威」「権力」「義理」「人情」「勝利」「No1」
タイプ8番の決してしないこと
- 命令されて社長の座を他人に譲ること。
- 親善試合だからといって手を抜くこと。
- 部下の思ったとおりに仕事をさせること。
- 不満があるのに黙っていること。
タイプ8番のされて嫌なこと
- 多くの細かい指示を出されること。
- 今やっていることをチャレンジ性の無いことだと感じさせられること。
- あなたに秘密で何かをされること。
- あいまいで不確実な指示を出されること。
タイプ8番のプラス面
- パワーにあふれている
- 正義を重んじる
- 勇気がある
- 本能的直観力に富む
- 独立心旺盛
- 率直で飾らない
- 面倒見がよい
- 自信にあふれている
- 度量が大きい
- 勇敢で英雄的存在
- 生まれながらの指導者
- 人の畏怖、尊敬を集める
- 戦略に長けている
- 親分肌
- 活力と情熱がある
タイプ8番のリーダーシップの取り方
- 自信を持って指導する
- 強い力で意思を統一させる
- 有言実行し、結果の責任を重視する
- 部下を守る
- 困難に立ち向かう
タイプ8番のマイナス面
人と敵対すると我が強くなります。敵に対して無慈悲になり、容赦なく徹底的にやり込めます。自己中心的で尊大で、他人にも自分のやり方を押し付けます。他者を自分と同等に扱うことがなく、人間を「機能」として見ることもあります。妥協する人間を安っぽい人間と見ます。復讐心を強く持ち野蛮になります。自分を無敵と感じ敵対するものを、残酷に破壊します。しかし不当扱いした相手を結束させ、反逆を食らうこともあります。
タイプ8番の問題点
- 恫喝して相手を怖がらせることを無意識のうちにしてしまう。
- 相手の気持ちを考える視点があまりなく、自分が一番正しいというスタンスは周りをうんざりさせる。
- 何事も白黒はっきりしないと気がすまないので、決着するまで戦う。
- 人の話を聞いたりして納得したり、人を認めてほめるのが苦手。
- お世辞をいったり、相手の機嫌を取ったりすることが苦手。
- 感情のコントロールが中々できず不安定になりがち。
- 人の弱みに焦点を当てて接する。
- 人を信用することができず疑ってしまう。
- 相手のアイデアで考えて動かれると苦痛になる。
- 自分の思うように人を動かしたい。
- 脅迫的態度、攻撃的な過度の支配は、他人を恐れさせ、傷つけ、相手の敵意と抵抗を引き起こす。
- 他人の短所、ミスを許容できず、優柔不断に我慢できず怒りを露にする。
- 他人の感情に鈍感で、一人相撲をとってしまう。
- 自分のやり方と違うことを押し付けられるとそれに対して戦ってしまい摩擦を引き起こす。
- 最悪の事態を想定しすぎて心が落ち着かないことが多い。
周囲に厳しすぎて怖い印象を与えてしまいます。正義を追求しすぎると、どこにでも不正を見い出してしまい、不正を正すのが自分の使命であると確信します。常に他人を裁こうとして多くの摩擦を引き起こします。
タイプ8番のアドバイス
周りに愛をあたえましょう。いつもあなたの考えが一番正しいわけではありません。
タイプ8番の学ぶタイプ
8番は2番『献身家タイプ』から学ぶとよいでしょう。
2番は利己心がなく公平で感受性が豊かです。自分を犠牲にしてでも対人関係を大切にします。本能的に暴力を嫌い、重要なのは人を咎めるのではなく助けることだと考えています。寛大で気前がよく、仲間意識が強く人を勇気づけます。すぐに人と馴染み、友達になれます。他人が求めていることに敏感で、すぐに相手を理解できます。人の面倒見が良くユーモアのセンスがあります。
タイプ8番の象徴する色彩
黒と白。タイプ8の性格は白黒はっきりさせたがります。
タイプ8番の描く絵の特徴
背景を書かず、自分一人だけを書く人もいます。自分の後姿を書く人が多いのも特徴的です。カラーの絵を書くときは、明確な色分けをします。征服感にあふれる絵になります。
タイプ8番の職業適性
政治家・起業家・スポーツ選手・ルポライターetc
タイプ8番の有名人
小沢一郎・中内功・野村沙知代・野茂英雄
タイプ8番への接し方
タイプ8番への動機づけのポイント
8番の特徴について褒めるのはよくない場合も。そしてお世辞になるような褒め方は逆効果。8番の行為について褒める。行為についてのどんな影響があったを褒める。
タイプ8番への指導のポイント
その場その場で指示が変わるような朝令暮改な指導はよくありません。一貫して筋道が通った指導が望まれます。率直に短めの言葉で簡潔に伝えていくのがポイント。回りくどいメッセージは駄目。単刀直入に決意を持って伝える。親分肌で頼りになるところを伝える。頼りにしているメッセージを伝える。皆8番のように強くないということを伝える。
最後に・・・
この結果を見て学ぶべきところは実は「問題点・マイナス面」の項目です。ここに出てくる「問題点」は自分自身が無意識で引き起こしているケースが多いのです。
無意識のうちに意図していないことが相手に伝わり、鏡のように相手から反応が返ってくるのです。
つまり情報の発信源は自分自身です。
仕事や家庭、友達付き合いでも、問題部分を改善することで、良いコミュニケーションが出来るようになるでしょう。
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